猫に安全!おすすめ観葉植物9選。

猫のいる暮らし

猫に安全な観葉植物

猫と共に暮らす空間の中に観葉植物を置きたいけれど、猫にとって危険な種類も多いと言われる観葉植物…、結局のところ何を選べば良いのか分からないままでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

ここでは、数多く存在する観葉植物の中から、猫にとって安全なものを紹介します。

猫に危険な植物はこちら☟

はじめに

ここで紹介する植物はアメリカのASPCA(アメリカ動物虐待防止協会)の中毒専門家がリストアップしたデータベースや、その他の文献などから挙げています。

猫に対して「毒性がない」という根拠は「全身症状や消化器官への報告がされていない」ということなので、今後、健康被害が報告されたら変更されるかもしれません。

猫にとって「100%安全な観葉植物はない」ということを前提にしておくほうがいいと思います。

安全を確保するためには「植物を口に入れさせない」、「遊び道具にさせない」ことがとても重要です。そのことを前提に、猫との暮らしの中に安全な観葉植物を取り入れてみて下さい!

もし、観葉植物を食べてしまった猫の様子がおかしいなと感じたら、すぐに獣医師に相談してください。


パキラ

パキラは、メキシコや中南米を原産地とする観葉植物で、手を広げたようなツヤのある5枚1組の葉が特徴です。

小さいものから2メートル近くのものまで様々なサイズがあるので部屋に合わせやすく人気の観葉植物です。

日当たりが良い場所を好みますが、耐陰性も持ち合わせているため室内で育てることも可能です。

唯一種に毒性がありますが、観葉植物として育てている状態では種ができる事はほぼなく、市販されているものも挿し木で増やされたものがほとんどなので、問題ないかと思います。

ガジュマル

観葉植物として人気のガジュマルは、「多幸の木」と言われている神聖な木です。

熱帯地方、日本では沖縄県などに自生している常緑高木です。暖かい環境であれば比較的育てやすく、苗から育てるのが一般的なので、初心者にもおすすめの植物のひとつです。

猫にとって毒性はありませんが、サイズが小さい場合は、じゃれて鉢ごと倒してしまうことはあるかもしれないので、置き場所には気を付けてください。

エバーフレッシュ(エバーグリーン)

中南米、東南アジア原産の熱帯植物でネムの木の仲間です。細い葉が特徴的で夜になると閉じる愛らしい木です。

寒さには弱いですが比較的育てやすく、サイズも大小様々あるので部屋に合わせやすくおすすめです。

こちらも猫が食べても安全な観葉植物ですが、細かく繊細な葉がフワフワと揺れるので猫の興味をひいてしまうかもしれません。

サンスベリア

初心者でも育て方が簡単と言われるサンスベリア。主な原産地はアフリカで乾燥に強く、水やりの手間が少なくて済みます。

こちらも猫に毒性はないので安全な観葉植物です。

先の尖ったしっかりした葉の形状は短いものから長いものまでありますが、猫が本能的にかじりたくなる形なので、小ぶりなサイズのものだとイタズラされてしまうかもしれません。

サイズや置き場所に気を付けましょう。

アジアンタム

柔らかそうな小さな葉が特徴的なアジアンタム。シダ植物の仲間で乾燥や直射日光に弱く、湿度に気をつける必要があります。

育てるのが難しい中級者向けの植物といわれますが、水やりさえしっかりしていれば大丈夫です。

毒性はないので猫がいる部屋に飾ることが可能ですが、鉢から飛び出した部分がゆらゆら揺れると、猫の興味をそそるので、いたずらには注意が必要です。

ペペロミア

ペペロミアにはいろんな品種や葉の形、葉色などがあり、種類も豊富です。1年中葉っぱをつける常緑性の多年草で、肉厚の葉っぱが上や横に伸びて成長します。

比較的寒さに強い植物なので、室内では簡単に越冬することができます。半日陰を好むため、直射日光を避けて室内の壁側や照明の光が当たる場所に置くのがおすすめです。

猫に毒性はありませんが、小柄なサイズが多いので、いたずらされないよう置き場所には注意が必要です。

ヤシ科の植物 ※ヤシ科の植物は猫にとって安全と言われています。

アレカヤシ

アレカヤシは、マダガスカル島原産のヤシの一種で、特に人気のある品種です。羽のような形をした葉が特徴的で南国を思わせる優雅な姿が美しく、部屋を明るい雰囲気にしてくれます。

寒さには弱いので、寒くなってきたら室内のできるだけ暖かい場所に置けばそれほど管理は難しくはありません。

猫にとって毒性はありませんが、先の細い葉の形状は猫が本能的にかじりたくなる形なので、イタズラでかじられるかもしれません。置き場所には注意しましょう。

シュロチク

中国南部や東南アジア原産の熱帯植物で、扇を広げたような葉が特徴のシュロチク。寒さや日陰にも耐える強さがあり育てやすいのでおすすめです。

猫にとって毒性はありませんので食べても安全ですが、背の高い物は上の方で葉がゆらゆらと揺れるので、イタズラでかじられるかもしれません。置き場所には注意しましょう。

テーブルヤシ

太陽のイメージがあるヤシの木ですが、テーブルヤシは生育が緩やかで、耐陰性が高く、ある程度の日光が当たればお部屋でも元気に育ってくれるのでおすすめです。

南国を感じさせる細長い葉が美しいですが、じつはこの細い葉の形が猫にとって食べやすいため、猫の被害にあう可能性は大です。毒性はないので猫にとって安全ではありますが、置き場所は考えた方がいいでしょう。

猫と観葉植物のための安全対策

猫にとって害のない植物であっても、じゃれて葉っぱをかじられてしまったり、土に興味を持ってほじくり返してしまったり、鉢を倒されてしまうことは出来るだけ避けたいものです。

安全性の高い植物を選択した上で猫から観葉植物を守る方法をいくつか紹介したいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

プランツテーブル、鉢カバーを利用する

プランツテーブル

観葉植物の鉢や土に興味を示す場合にはプランツテーブルはおすすめです。

蓋のようになっているので、かぶせるだけで土を掘ったり荒らしたりを防止することができます。


鉢カバー

安く済ませたい場合は麻袋などを鉢カバーとして使うのもおすすめです。

鉢をすっぽり入れた状態で上を縛ってしまえば、土の部分が露出しないのでイタズラ対策になります。

我が家ではこの方法で土いじり対策をしています。

壁掛けやハンギングタイプの鉢にする

観葉植物を猫の手の届くところに置かない、というのも一つの方法です。

とは言っても猫は高いところに登るのが大好きなので、周りに飛び移れるような家具が無いことを確認しましょう。

壁や天井に吊るすことでいたずらされるのを防ぐことが出来ます。


さいごに

いかがでしたでしょうか。

猫のいる暮らしの中に観葉植物を置くということはなかなか難しいことかもしれません。

しかし、猫がいるからと観葉植物を手離すのではなく、置き方や種類を工夫して仲良くできる方法を探してみてはいかがでしょうか?

おしまい。

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