野良猫から家猫に。家と私たちに慣れてもらうために実践していった方法!‐②

日々のあれこれ

野良猫から家猫になって2年が経ちました。

この2年間を振り返って、「猫たちの態度や行動の変化」や「家と私たちに慣れてもらうために実践していった方法」を紹介していきたいと思います。

今回は前回のつづきです。まだお読みになっていない方はこちら

現在の猫たちの様子はこんな感じです。

人間の行動や動作に慣れてきた

以前までは立ち上がったり、物を落としたり、くしゃみするだけで猫たちは敏感に反応していました。

逃げてしまったり、ゴロゴロがピタッと止まってしまっていたのですが、最近になって急に私たちの日常生活音や動きに慣れてきたようで、あまり反応しなくなりました。

ふいに物音がしても動じなくなってきたのはかなり大きな変化です。

また、猫たちが寝ている時に撫でたり顔を近づけたりすると、向きをかえてしまったり、顔を背けてしまっていたのが、ほぼ動じなくなりました。

熟睡しているだけなのかもしれませんが、安心して熟睡出来る環境で過ごせているのであれば、それは私たちにとってとても嬉しいことです。

人間の行動や生活音にビビる…こうやって慣れてもらった

人間たちの日常生活音は、初めは猫たちにとって聞きなれないものばかりだったと思います。

猫たちが同じ空間にいる時は出来るだけびっくりさせないように気を遣うようにはしていました。

ですが、例えばくしゃみや掃除機の音など、どうにも抑えられないこともあります。

そのあたりは、猫たちが徐々に聞き慣れて、自分たちに危害を加えるものではないのだと理解してくれていったように思います。

もっとこうなってほしい!

生活音に対しては慣れてきましたが、正面からの手に対しての恐怖心もまだ捨てきれていないようですし、スキンシップを取ろうと近づくと逃げてしまうこともまだまだあります。

少しずつでも慣れてもらえたらなと改善策を模索しているところです。

抱っこ慣れしてきた

比較的抱っこ慣れしてくれたとら吉。

とら吉は比較的抱っこに慣れてきました。

自分から膝に乗ってくるというようなことは一度もありませんし、そのまま寝てしまうというようなこともまだありませんが、抱っこするとゴロゴロ言ってくれることが多くなってきました。

とてもいい表情をしてこちらを見てきてくれるのでたまりません。

まだまだ抱っこに慣れないまだちゃん。

まだらは、来た頃と比べるとだいぶ慣れてはきましたが、なかなかじっとしてくれません。

ゴロゴロ言っているところを抱っこすれば、ゴロゴロが継続出来るようにまでなってきましたが、ここ数か月で抱っこしてからゴロゴロ言うことも出来るようになったので、かなり大きな変化だと思います。

そしてふたりとも抱っこ出来る時間が長くなってきているように感じます。

抱っこがしたい…こうやって慣れてもらった

抱っこをすることを習慣化させました。

朝晩のごはんの前には必ず抱っこをしてスキンシップを取るということを繰り返しました。

これは現在もずっと続けています。

まだらは、この習慣を覚えたようで、ごはん前には必ず、「撫でてもらうための場所」に自分から移動します。

なぜかまだ特定の場所でしか抱っこをさせてもらえないので、まずはそこで撫でてから抱っこするようにしています。

もっとこうなってほしい!

まだらには、逃げずに抱っこが出来るようになってもらいたいです。

いつかは膝の上で寝てくれるようになったらいいなぁと思っていますが、まだまだ時間がかかりそうです

同じ高さの目線で近づいても顔を反らさずにいられるようになった

これはとら吉の方が早く慣れていきました。

一方まだらはここ1年から半年の間で徐々に慣れていったという感じです。

まだらは片目なので、視野が狭い為か顔を近づけると我慢できずに目がない側をこちらに向けて顔を背けるということをずっとしていました。

ところが最近は、ほとんど背けずにいられるようにまでなりました。

ゴロゴロ言ってくれているときに顔を近づけると鼻にすりっとしてくれるようにもなりました。

顔を背けないでほしい…こうやって慣れてもらった

抱っこをした時に、正面から鼻と鼻を付ける練習をしました。

一日一回はスキンシップの一環として練習をすると決めて、継続していきました。

寝ている時に顔を近づけても気にせず寝ていてくれたり、気づいても顔をそらさず鼻を付けてくれるようになったのは、この練習のおかげだと思います。

直らない癖!「もっとこうなってほしい」と思っていること。

  • 近寄ると逃げてしまう
  • テーブルの下に潜ってしまう(すぐ捕まらないところに逃げ込んでしまう)
  • 特定の場所でしか撫でさせてもらえない
  • ちょっとした人間の動作に、まだまだびびってしまうことが多い
  • 正面からの人間の手に慣れきれていない

だいぶ慣れてきている方だとは思うのですが、逃げ癖が抜けないので困っています。

逃げるという行為は、怖くてしているのか、それともこちらがおちょくられているのか、正直分からないでいます。

また、撫でてもらう場所はここ!というこだわりなのか、そこでないと安心出来ないのか、撫でてあげようとすると逃げて特定の場所まで案内されてしまいます。

猫というのは人間と一緒で、色々なことを考えて行動しています。

そしてその行動と気持ちが一致していないこともあるように思うのです。

また、一見嫌がっているように見えていたことも実はただ慣れていなかっただけで、慣れてしまったら大好きになってしまったというようなこともあります。

猫たちにとって私たちは近くにいる一番の味方なのですから、必要のない恐怖は早く取り除いてあげたいと思っています。

まだまだ克服出来ていないことは他にも沢山あると思うのですが、焦らずじっくり猫たちと向き合っていきたいです。

おしまい。

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