まだらは、片目がありません。はじめて見る方は、びっくりしたり、ちょっと怖いなとか、可哀そうだなとか、いろいろなことを思うかもしれません。
三毛という毛柄のせいもあると思いますが、私たちにとってはこの顔が「まだら」であり、片目であることを忘れてしまうほど自然に受け入れています。
今では、まだらの最大のチャームポイントであるなと感じています。
今回は、まだらが片目になった経緯を思い出しながら文章にまとめました。ぜひ、最後まで読んでくだいね。
片目猫になった、まだちゃんの話-1
まだらとの出会い
まだらのお母さん(みけママ)はもともと実家の近所に暮らす野良猫ちゃんでした。
ちなみに、みけママととら吉は姉弟です。とら吉も同じように野良猫暮らしをしていました。
みけママのお腹が大きくなっているのに気づいて、ごはんをあげるようになりました。
その数か月後、みけママが子猫を連れているところに出会ったのです。
その子猫というのがまだらと、まだらの兄(白黒ちゃん)です。今から約2年半ほど前の話です。
出会ったころは、左目も綺麗に開いていたのに…
出会ったころのまだらは、左目も綺麗に開いていました。
まだらと出会って数か月が経ち、発情期を迎える時期が迫っていたので、その前に不妊手術をしてあげなければと考えていました
(本当は里親探しをしてあげたかったのですが、生後5か月の子猫の貰い手を探すのは難しく、断念せざるを得ませんでした。)
手術をするのは、まだらと白黒はもちろん、みけママと、とら吉です。
それは、私たちの事情になってしまうのかもしれませんが、これ以上野良猫が増えてしまうと、私たちだけでは手に負えなくなってしまうからです。
目の異変に気付いてからはあっという間だった
まだらの目の異変は、不妊手術をしてあげようと決意したあたりからでした。
なんとなく左目だけ細めてるような…、なんだか左目の調子が悪そうだぞ…。
そして、不妊手術で動物病院に連れて行った時に、先生に相談をして、目薬を処方してもらいました。
目薬は通常、一日数回挿す必要がありましたが、なにせまだらたちに会えるのはいつも夜の1回だけ。
さらにその1回すらも、目薬に対しての警戒心がどんどん強くなり、私たちに近寄ってくることすら出来なくなってしまいました。
そうこうしているうちに、どんどん症状が悪化していき、私たちではどうすることも出来ない状況になっていました。
入院させたけど、症状は改善しなかった
でもこのまま放っておくことは出来ない…、考えに考えた末、入院して治療に専念させることにしました。
とりあえず1週間、病院に預けました。
しかしながら、症状が改善することはなく、このまま継続しても良くなることはないだろうと先生がおっしゃいました。
もう、その時点で、「外の暮らしに戻す」という選択はなくなりました。
まだらを家族に迎えよう。そう決意しました。
「眼球摘出手術」という選択
まだらの目は、眼球がないんじゃないかというくらいにまぶたが腫れあがっていました。
さらに眼球自体も白く濁っており、まぶたの腫れが引いたとしても、もう見えていないだろうとのことでした。
入院させる直前に、目を気にしてずっと手でこすり続けている状態のまだらを見ていたので、目の腫れが引いたとしても、またこすって傷つけてを繰り返してししまうことが予想されました。
失明した目を残すという選択もありましたが、そこはかなりかなり悩みましたが、摘出することでその心配がなくなるならと、眼球摘出手術を選択しました。
まだらを家族に迎えるにあたって、猫が飼える家に引っ越す必要がありました。
その時には、とら吉も連れてくることを決めていたので、2匹可の物件です。
物件が見つかるまでの間、まだらは眼球摘出手術後もしばらく病院に預かってもらいました。
そして、希望の物件が見つかったので、まだらを連れて帰るタイミングでとら吉も去勢手術をして、野良猫を卒業しました。
つづきはこちら
コメント