後悔しないために読んでほしい。猫を飼う際の注意点11選!

日々のあれこれ

猫は、私たちの日常生活の中に癒しを与えてくれる存在。

猫と触れ合うことで、いつの間にか心が満たされ、自然と笑顔が増えてしまいます。

私もそんな猫に魅了されてしまっている人間のうちのひとりです。

そして、同じように猫が好きで、猫に癒されたくて、猫を家族として迎えたいと考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

しかし、きちんとお世話できるか不安に思ったり、家族に迎えることを迷っているという方、中には猫を初めて飼うので不安があるという方もいらっしゃると思います。

猫を飼うということは、私たちの生活にどう変化をもたらすのか。

こんなはずじゃなかったと後悔する前に、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

猫を飼う前に知っておいて欲しいこと

猫の平均寿命と、外飼いのリスク

猫の平均寿命は15歳前後といわれています。中には20歳以上生きる長寿猫もいます。

昔に比べ、猫を家族だと考える方も増え、完全室内飼いはもちろん、質の高いフードや、病気や怪我の発見も早いことから平均寿命も延びています。

そんな中、外飼いの猫の方が平均して2歳近く寿命が短いといわれています。

個体差や猫種によっても寿命は違いますが、外飼いの猫は自由を得られる分、交通事故に遭ってしまったり、喧嘩による病気の感染リスクも高いためだと考えられています。

猫を迎える場合は、寿命を延ばすためにも完全室内飼いを強くおすすめします。

生涯にかかる費用について

猫の寿命が15年だとして、生涯にかかる費用は1匹あたりで100~150万円程度といわれています。

これは、フードの質や、医療費、ペット保険などによっても変わってきますし、ペットホテルなどを利用する場合はもっとかかるでしょう。

さらに外飼いの場合は余計に費用がかかるようです。

それは、外に遊びに出る方が、怪我や感染症などによる医療費がかかり、ノミ駆除なども定期的に必要になってくるためだと考えられます。

また、初めて猫を迎える場合は、猫トイレやケージ、キャリーケースなど一式を揃える必要がありますので、初期費用としてまとまったお金がかかるということも頭に入れておいた方がいいでしょう。

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ペット可の物件かどうか

持ち家の一軒家であれば問題ありませんが、賃貸の物件は、アパートでもマンションでも一軒家でも、ペット不可なところが多いです。あらかじめペットを飼っても大丈夫か確認をしましょう。

そして、周りに迷惑をかけないようにするのが大前提です。飼えるのかどうかを冷静に判断してから飼うようにしましょう。

家族の同意は得られているか

家族と暮らしている場合は、家族全員が猫を迎えることに賛成かどうか、きちんと確認をしましょう。

一人でも猫嫌いな人がいる場合はあきらめた方が無難です。

猫アレルギーではないですか?

自分や家族の中に猫アレルギーの人はいませんか?

猫を迎えた後に猫アレルギーだったと発覚するケースも少なくありません。

軽度であれば薬やこまめな掃除で症状を軽減することが出来る場合もありますが、重度の場合は猫と暮らすこと自体が難しいことが考えられます。

暮らしているうちに徐々に症状が軽くなったという話を聞くこともありますが、猫を迎える前には、あらかじめ検査などを行っておいた方がいいかもしれません。

猫の世話、しつけについて

猫のいる生活というのは、ごはんを用意することはもちろん、トイレの処理をしたり、ブラッシングや爪切りなどもしてあげる必要があります。時にはお腹を壊して掃除が大変だったり、嘔吐してカーペットを汚してしまうこともあるでしょう。

そういったお世話をすることはもちろん、しつけも必要になってきます。トイレもすぐ覚えてくれるか分かりませんし、部屋に飾っている植物をいたずらしてしまうかもしれません。

そして、そういった植物を含め私たち人間が生活している空間の中には猫にとって危険なものも多く存在しています。

植物だけでなく、食品の置き場所にも注意が必要ですし、いたずらされては困るものは置かないようにするなど、常に気にかけておかなければなりません。

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家がボロボロになるかも

猫が壁をガリガリしてしまったり、カーテンもボロボロ、ソファーもボロボロになってしまう可能性があります。

しつけもそうですが、上手く教えられないこともあります。猫は気を引こうといたずらをしたり、人間の目を盗んであさってしまったり、遊んでしまったりすることがあります。

猫を叱る前に、まずはこちらに落ち度があったのではと考える習慣をつけることで、いろいろな改善策が見えてくることがあります。

避妊去勢手術は必要

避妊去勢手術をすることによって、縄張り意識やマーキング、発情のストレスから解放され、室内暮らしのストレスが軽減されます。

また、手術することで乳腺腫瘍などの病気のリスクを軽減することが出来ます。

遠出が出来なくなる

猫は、自分の家以外を好まないので、旅行に一緒に連れて行くことが難しいです。またペットホテルなども嫌がりストレスをかけてしまうので、飼い主さん自身も旅行に出かけづらくなってしまう場合があります。

中には万全な対策をした上で1~2泊の旅行に行かれる方もいるようですが、多頭飼いであったりすると、ごはんの管理が難しくなるので厳しいでしょう。

もし、長期間の旅行をする場合は、猫の世話をしてくれる人がいたり、飼育サービスに依頼するなどが前提となります。

そして、猫にとって長期間飼い主がいないという状況は、ストレスになる可能性が十分にあるということも考えておいた方がいいでしょう。

猫の病気と介護の覚悟

老猫になると、若い時よりも病気にかかったり、体調を崩すことが増えます。また、老猫でなくても病気にかかってしまう可能性はあります。

そんな中でちゃんと面倒を見ることが出来るのかどうか、考えてみましょう。

老後や体調を崩した時、病気になった時にもしっかりと看病をするという気持ちが必要です。

猫にとって快適な環境を用意してあげることが出来るか

猫を迎えるときは、本当に猫を幸せにできる環境を作ってあげられるかどうか、ということをもう一度考えてみましょう。

家猫は自分でごはんを用意することも出来ませんし、水も用意することが出来ません。トイレを掃除することも出来ませんし、留守番中の室内の温度管理も自分では出来ません。

猫を守ってあげることが出来るのはすべて私たち次第なのです。

さいごに。

「猫は世話がかからなくて楽」などといったイメージが強いと思いますが、、猫を含め動物を家族に迎えるということは、私たちの生活リズムを変えてしまうことがあるほど、今までの行動を制限されてしまうことが大いに起こり得ます。

注意点は多くありますが、猫との暮らしはそれ以上にいいことも沢山あります。

この記事を読むことで、現実的に飼うことが可能か考えるきっかけになっていただけたら幸いです

もし、猫を飼おうと決断して、実際に家族に迎えた際には、猫と遊んだり、抱っこしたりといったスキンシップの時間を出来るだけ作っていってください。

猫と言葉を交わすことは出来ませんが、触れ合うことでちょっとした体調の変化に気づけたり、猫の気持ちが分かるようになっていきます。

お互いの気持ちが通じ合い、信頼関係を築くことが出来るようになった時、さらに愛猫との言葉ではないコミュニケーションをより楽しむことが出来るようになるでしょう。

おしまい。

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