猫が自分の名前を覚えてくれない…愛猫に名前を覚えてもらうための方法をまとめました!

悩みごと

愛猫の名前を呼んで、ニャーンなんて返事をして近寄ってきてくれたら物凄く嬉しいですよね。

しかし、名前を呼んでも知らんぷりで反応が全くなかったり、素知らぬ顔で去っていってしまったり…、そんな時はちょっと寂しくなってしまいます。

ちなみに我が家のとら吉とまだらは…、覚えてきてくれているようではありますが…微妙な反応な時もあるのが事実です。

猫は自分の名前をどのくらい認識しているのでしょうか。

今回は、これから新たに名前を覚えてもらう際の、おすすめの方法をまとめましたのでご紹介したいと思います。

猫に名前を覚えさせる方法

猫にとっての「名前」とは

猫の聴覚は五感の中でも最も優れているといわれます。いつもの音や声をよく覚えていて、敏感に反応します。

野良猫時代のとら吉とまだらも、私の自転車を漕ぐ音を聞き分けていました。「自転車の音=ごはん」が結びついていたのだと思います。

そして同じように新聞屋さんのバイクの音も聞き分けていました。私同様、その新聞屋さんもごはんをくれる人だったからです。

他の自転車、他のバイクには全く反応しないので、猫の聞き分ける力には関心してしまいます。

また、家猫になってからは、ごはんをしまっている戸棚を開ける音がすれば、その音を聞き分け集まってきます。食器もそうです。猫たちの食器の音にだけ反応するようになってきました。

「音」と「良いこと」が結びついた時、猫はその音に反応してくれるようになるようです。

猫にとっての名前も、「音」としてとらえ、同じように「良いこと」と結びつけることが出来れば覚えてもらうことは十分に可能だと思うのです。

名前を覚えてもらうコツ

聞き取りやすい名前にする

長い名前より短い方が聞き取りやすいので、2~3文字程度が理想なようです。さらに濁音が含まれている方が尚聞き取りやすいのだとか。

多頭飼いの場合は、他の猫との区別がしやすい音を選んで名前を付けた方が良いでしょう。

また、名前に「ちゃん」とか「君」を付けて読んだり、名前を連呼して読んだり、いろんなニックネームで呼んでいたりすると、覚えるのに時間がかかってしまうようです。

目を見て名前を呼ぶ

名前を呼ぶ時にしっかり目を見てあげることで、名前を認識してもらいやすくなります。

野良猫など人慣れしていない猫の場合は、目を合わせることは喧嘩を連想させてしまうので避けた方がよいと言われていますが、家猫で一緒に暮らしている場合は、目でコミュニケーションを取るという行為は、猫との信頼関係をより深めることにも繋がりますね。

猫の方からこちらに視線を向けてくれた時にも名前を呼んであげるのは良い方法なようです。

また、2匹以上の場合は、猫が名前を混乱しないように、1対1で覚えさせるように徹底したほうが良いと思われます。

もし、違う名前を呼んで反応した場合は無視をするというのも有効な手段でしょう。

名前を嬉しいこととリンクさせて覚えさせる

名前を呼んだ後に猫にとって嬉しいこと(良いこと)をしてあげると覚えてくれやすいようです。

嬉しいことというのは、ごはんやおやつの他にも、撫でてあげる、おもちゃで遊んであげるなどでも効果があると言われています。

例えばごはんの場合は、猫が空腹な時を選んで、猫の鼻先にごはんを近づけてみせます。そうすると猫が口を近づけてきますので、口に入れる寸前に名前を呼んであげるという方法です。

そうすると「名前を呼ばれる=嬉しいことがある」、という記憶が猫の中で作られ、反応を示してくれるようになっていくようです。

叱る時は名前を呼ばない

これは猫が混乱するのを防ぐために抑えておきたいポイントです。

叱るときは、猫が嫌がる低い声で大きな音を立てるのが鉄則ですが、そんな声で名前を呼ばれたらどうでしょうか?

あれ?さっきは誉められたのに、どうして名前を呼ばれたのに叱られるのかな?と混乱してしまったり、「名前=叱られる」と認識してしまうかもしれません。

もし、猫が「名前=叱られる」と結びつけて覚えてしまった場合は、いさぎよく全く違う名前に変えてあげた方がいいと思われます。

誉めるときは名前を呼ぶ、叱るときは名前を呼ばない」というのを徹底して訓練していくことは、名前を認識させる重要なポイントになってくるでしょう。

叱る時の呼び方は?

イタズラなどをして猫を叱らなければいけない時、とっさに猫の名前を呼んでしまいがちですよね。あらかじめ「叱る時の言葉」を決めておいた方がいいでしょう。

例えば「ダメ!」「こら!」などの言葉を決めておくと、叱られる時の言葉として覚えてくれます。

猫によっては、何かイタズラをしている最中でも、言葉で注意するだけでパタッとやめてくれますので、名前と同時に覚えてもらうようにすると良いかもしれません。

〔我が家の場合〕名前を覚えてくれない原因は…

上記のコツは我が家で実践していることも多くあり、考えられる原因として思い当たるのは「呼び方」なようです。

我が家では、「とら吉」と「まだら」のことを、「とらちゃん」「まだちゃん」と呼んでいます。

ちゃん付けして呼んだ方が呼びやすくてそうなってしまったのですが、早く覚えて欲しいのであれば、呼び捨てで統一することで、もっと早く覚えてくれる可能性がありますね。

確かに多頭飼いで、さらにいろんな名前で呼ばれてしまうと猫にとっても混乱してしまいますよね。

猫の学習能力

猫の学習能力は、犬に比べると劣るので、名前を認識するまで、ある程度の時間がかかってしまうことは仕方のないことかもしれません。

しかし、猫の学習能力は決して低いわけではなく、私たちの方に原因があるかもしれないということも考えてみないといけませんね。

すぐに覚えてくれないからといってあきらめてしまうのではなく、毎日のコミュニケーションの一環として、愛情をもって名前を呼びかけ続けることで、きっと猫にも気持ちが伝わり、名前を覚えてくれるようになっていくはずです。

私たちも、出来るだけ混乱しないような呼び方を心掛けながら、おやつというご褒美とともに今一度トレーニングしていけたらなと思っています。

おまけ

とら吉とまだらの名前の認識に関してはまだまだではありますが、猫たちがいつのまにか覚えてくれた言葉で、「おわり」というのがあります。

これは、おやつをあげ終わった時の合図としていつの間にか覚えたもので、「おわり~」と言うと、もう貰えないんだなと理解してくれるようになりました。

おねだりされ続けるとついついあげすぎてしまうのですが、この言葉を覚えてくれたことはとても効果的でありがたいです。

「言葉=良いこと」でなくても覚えてくれるということがあるのですね。

おしまい。

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