キャットタワーの選び方!突っ張り型と据え置き型、どっちが安全でおすすめなの?多頭飼いの注意点も。

日々のあれこれ

我が家のとら吉とまだらはもともと近所で暮らしていた野良猫です。

外の野良暮らしから一変、完全室内飼いの家猫へと生活が大きく変化した猫たちのために、この閉鎖的な室内環境をいかに快適に過ごしてもらおうかと考え購入したもののひとつがキャットタワーです。

キャットタワーの選び方

キャットタワーって必ず必要なの?

外の暮らしに比べて、室内での生活は刺激も少なく、行動範囲も狭くなるのでどうしても運動不足になってしまいがち。

猫は高いところに登るのが大好きで、それと同時に上下運動を好む動物だと言われています。

キャットタワーは室内猫の運動不足解消にはもってこいのアイテムであると感じています。

しかしながら、キャットタワー自体が猫用の大きな家具になるので、ある程度のスペースが必要。

置けるスペースがない場合には、無理に購入せず、既存の家具の配置を工夫するなどして、猫が家具に登れる状態を作ってあげられれば、必ず必要というわけではないのかなと思います。(ただし、家具に傷がつく可能性はありますが…。)

キャットタワーの購入はネットショッピングがおすすめ!

そんなキャットタワーですが、ペットショップやホームセンター、ネットショッピングなどで購入することが出来ます。

中でもネットショッピングは、Amazonや楽天などなど、実際に店舗に買いに行って目にする商品の数十倍以上の商品の中から商品を探すことが出来るのでおすすめです。

さらに、キャットタワーは大きさにもよりますが、重さが20㎏以上あるものもあり、そういった点でも自宅に届けてくれるネットショッピングはとてもありがたいですよね。

キャットタワーの種類

突っ張り型

据え置き型

キャットタワーには「突っ張り型」と、「据え置き型」と2種類あります。

デザインも大切ですが、ぐらついたり倒れたりしないかが一番気になるポイントです。

大切な愛猫のためにも、安全なキャットタワーを選んであげたいですよね。

「突っ張り型」と「据え置き型」、どっちがいいの?

ここでは、突っ張り型と据え置き型のキャットタワーの紹介をしていきます。

突っ張り型と据え置き型、それぞれにメリットデメリットがありますので、お住いの環境や猫ちゃんのタイプによって選んでみてください。

突っ張り型

突っ張り型の一番の特徴は天井まで突っ張り棒を伸ばすことで、より高い場所に登れるようになることです。

床と天井で支える形になるため、据え置き型よりもスペースを使わずに安定させることが出来ます。

しっかりした作りのものを選び、きちんと固定してさえいれば、猫が激しく遊んでも倒れないので、思う存分運動が出来ます。

ただし、使っていくうちに突っ張りが緩んでしまう場合があるので、定期的に緩みチェックをする必要があります。

突っ張り型のメリットとデメリット

メリット

  • 高い場所まで登れるようになる
  • スリムなものが多く、場所を取らない
  • 天井で固定されるので倒れる心配がない

デメリット

  • 定期的に突っ張り棒が緩んでいないかチェックする必要がある
  • きちんと固定されていないと倒れてしまう危険性がある
  • 天井が弱いと設置出来ない(しっかり固定出来る場所を探す必要がある)
  • 天井に凹みや傷がつく場合がある
  • 天井の高さに合うキャットタワーを探す必要がある
おすすめの「突っ張り型」キャットタワー

突っ張り型でさらに安全性を選ぶならこちらのような柱が2本あるものがおすすめです。

大型猫ちゃんや多頭飼いの場合はこちらもおすすめ。

据え置き型

据え置き型は組み立てたものを置くだけなので、突っ張り型に比べて手軽に設置出来ます。

移動も簡単なので、猫が登らないときなどは反応を見つつ気軽に場所を変えてみたり、後ろや下に溜まったホコリや猫の毛をきれいに掃除することが出来ます。

ただし高さを確保しようとすると、足場を安定させるためにも必要となる床面積がより広くなります。

また移動させる際の手間や重さもより大きくなるので注意してください。

据え置き型のメリットとデメリット

メリット

  • 突っ張り型に比べて、好きな場所に置ける
  • 移動出来るので、掃除もしやすい
  • 大型猫も対応の丈夫な作りのものや、ステップが低く安定感のあるタイプもある
  • 背の低いものから高いものまで高さも種類が豊富にある

デメリット

  • 突っ張り型に比べると、重さもあり、スペースも多くとられるものが多い
  • 土台がしっかりしたものを選ばないと、ぐらついたり倒れる危険性がある
  • 体重が重い猫や激しく動き回る猫が使い続けていると、支柱が曲がったりする可能性もあるので、定期的に緩みや曲がりをチェックする必要がある
おすすめの「据え置き型」キャットタワー

据え置き型で、さらに安全性を選ぶならこちらのような柱が4本あるものがおすすめです。

大型猫ちゃんや多頭飼いの場合はこちらもおすすめ。

猫のタイプによってキャットタワーを選ぶ

猫の体格や性格に合ったものを選ぶ

突っ張りタイプでも据え置きタイプでも、キャットタワーを選ぶ大事なポイントは、猫ちゃんの体格や性格に合ったものを選ぶこと。

5キロ以上の大型猫や動き回るパワフルな猫など、安定感を重視したい場合は、本体が重く土台がしっかりとした頑丈なものを選ぶと良いでしょう。

また、高い所やジャンプの苦手な猫、シニア猫など足が弱い猫であれば、ステップが低く登りやすいものを選ぶのが良いでしょう。

多頭飼いの場合は?

多頭飼いの場合も、安定感を重視して選びましょう。

突っ張り型であれば柱が2本あり、ステップが広くしっかりした作りのもの、据え置き型の場合は柱が4本以上あり、土台が広くしっかりしていて、ステップが広いものを選ぶのが良いと思います。

複数匹で同じステップに乗ってしまうことも多々あるので、怪我防止のためにも押さえておきたいポイントです。

とらまだ愛用のキャットタワーは?

我が家では、多頭飼いということもあり、土台がしっかりしているもので、ふたりで登っても安定感があるものを探していました。

初めは安定感のある突っ張り型で探していたのですが、結局は土台がしっかりしている据え置き型にしました。

とら吉は左足が少し不自由なのに加え、尻尾がなくバランスを崩してよろけてしまうことがあるので、ローステップで、ステップも広く設計されているこの商品は見ているこちらも安心感があります。

柱も多く、土台がかなりしっかりしているので、ふたりで勢いよく駆け上がってもビクともしません。

キャットタワーを上手く使いながら、出窓に登ったり、ふたりで追いかけっこしながら一番上まで登って遊んだりと大活躍してくれています。

さいごに

キャットタワーは猫用の大きな家具。そう簡単に買い替えの出来るものではありません。

購入する際は、悩むポイントがいくつもあると思いますが、このブログが少しでも参考になれば嬉しいです。

大型猫さんや、やんちゃな猫君には頑丈さ重視、小柄で大人しい猫ちゃんにはスリムタイプや小型のミニタイプを選択するなど、その猫ちゃんの体格や性格、そして設置場所のサイズ、環境に合ったキャットタワーを選ぶようにしてみて下さい。

あなたの愛猫ちゃんのキャットタワーライフに幸あれ。

おしまい。

こちらの記事で、キャットタワーのおすすめの設置場所についても紹介しています☟

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