水を飲まない便秘猫のために、「お茶漬け」作りました!
猫の便秘に悩んでます
突然ですが、我が家のとら吉は、便秘気味です。
そのきっかけは、とら吉が『呼びのうんち※』という必殺技を習得してしまったからではないかと考えられるのですが、便秘気味といっても、何日も出ないというわけではなく、一個づつを一日から二日にかけて複数回に分けてしています。
「うんちをすると(トイレ掃除をしに)来てくれる」ということを学習して、自分の相手をして欲しいときにあえて一個だけして、呼ぶようになってしまったとら吉の困った習慣のこと。呼びのうんちをしたと思われる時は、砂をかける動作を時間をかけて行うが、肝心なうんちはまったく隠れていない。それどころか、砂が山になったその頂上にうんちがあったりする。
ただ、踏ん張っても出ないことも多々あり、またある時は半分出かかったところで止まり、その後トイレの外で産み落としてしまうことも多々あり…、どうにかならないかなと頭を悩ませていました。
とら吉の困った必殺技の話はこちら☟
便秘気味の猫…主な原因は?
便秘になってしまう原因はさまざまですが、主に食生活の変化、運動不足、ストレス、水分不足などが考えられます。また、病気が関係している場合もあるので、通常は定期的に排泄出来ているのに急に間隔が空くようになってしまったり、食欲がなかったり、元気がない場合など、いつもと様子が違うなと感じた場合は、すぐに動物病院で診察を受けるようにして下さい。
とら吉の便秘の原因は…
とら吉の場合は、家猫になったばかりのころは、生活の変化から体重も増え、あまり動きたがらず運動不足でした。
その後食生活を改善してダイエットに成功し、身軽になったとら吉は今ではアクロバティックに動き回れるようになりました。
しかし、いつからか「呼びのうんち」という必殺技を覚え、その困った技の影響と、もともと水をあまり飲みたがらない性格も重なって、うんちが出にくい体質になっているのかなと思われます。
さらに補足して言うと、とら吉は我が家に来た時から左足が悪く(アキレス腱が細くて、足がぶらぶらしてしまっている)、普通に歩いたり、ジャンプも出来るのですが、たまによろけてしまうし、ジャンプも右足を軸にして飛んでいる感じなので、うんちの時もあまり踏ん張れていないのかもしれません。
兎にも角にも、とりあえずは水分を補給させたいのです!でも、水を用意しても飲んでくれないんですよね…。まだらは食後必ずと言っていいほど水を飲んでくれるのに…。
猫のお茶漬けを作ってみよう
いつでも水を飲めるようにしておくことは前提として、水を飲みたがらない猫のための水分補給には、ウェットフードが有効です。
とは言っても毎日あげたいところなのですがコスパがね…。なので我が家では週一回のお楽しみにしています。
その他には猫ミルクをあげています。開封したミルクのパックは冷蔵庫に入れているので、冷えたミルクの時は温めてあげています。
猫たちに大好評のウェットフードとミルクですが、大量に与えることは出来ないので、その他で試してみた方法は、カリカリフード(ドライフード)を水でふやかしてあげる方法。しかもお茶漬け風です!
猫のお茶漬けの作り方
便秘気味のとら吉のために考案した、「とらまだ風 お茶漬け」の作り方を紹介します!
材料(一匹分)
- カリカリフード 1/2食分
- クマザサエキス 7滴くらい(なくてもOK)
- 猫用減塩にぼし 1/2本
- お湯 適量
※カリカリフードの残り1/2はそのままあげているので、別のお皿に分けておきます。
☝動画でも詳しく説明しています
作り方
- カリカリフードにクマザサエキスを振り入れる
- 猫用減塩にぼしを細かくほぐして振りかける
- お好みの量のお湯を注ぐ
- お皿をくるくる回して粗熱を取る
1. カリカリフードにクマザサエキスを振り入れる
クマザサエキスは免疫力アップの目的で与えていますが、なくても大丈夫です。
クマザサエキスに関しては別の記事でも紹介しています。気になる方はチェックしてみて下さい。
ペット用クマザサエキス ささの恵
2. 猫用減塩にぼしを細かくほぐして振りかける
猫用の減塩タイプを用意しています。にぼしはお湯を入れることで香りも立ち、食いつきが良くなるのでおすすめです。ただしにぼしには塩分が含まれていますし、マグネシウムも多く含まれ尿路結石の原因にもなるので、あげすぎは禁物です!沢山入れてあげたいですが、ここはぐっと我慢してください。
減塩ペットにぼし
3. お好みの量のお湯を注ぐ
お湯は多すぎると味が薄まってしまうので、はじめは少なめで、猫ちゃんの食いつきを確認しながら徐々に増やしていくのがいいと思います。
4.お皿をくるくる回して粗熱を取る
くるくる揺らすようにお皿を回して、適温まで冷ましながら出汁をとります。完全に冷ましてしまうより、ほどよく温かい方が香りも立ち、食いつきが良いように感じます。
※ カリカリフードの残り1/2はそのままであげている理由
お茶漬けにすると、あまり噛まずに飲み込んでしまうので、半分はそのままであげています。猫ちゃんの好みによって、様子を見ながらカリカリと水分量の割合を変えてみて下さい。
猫ちゃんによっては、全量お茶漬けにしてあげてもいいかもしれません。その方が水分もいっぱい取れますしね!
さいごに
水を飲みたがらない猫のための「お茶漬けレシピ」いかがでしたか?
お湯とにぼしを入れるだけの簡単レシピですが、お湯を入れることでカリカリとにぼしの両方から出汁が出て、香りも立つので、きっと水嫌いの猫ちゃんも飲み干してくれるはずです。
我が家のとら吉は、相変わらず小出しうんちをしていますが、以前よりも心なしか出やすくなったように感じますし、まとまったうんちが出ることも増えてきました。
夏の水分補給も大事ですし、冬の寒い時期も猫はあまり水を飲まなくなります。温かいお茶漬けごはんを用意して、水分補給させてあげてはいかがでしょうか?
ぜひ、試してみて下さいね!
おしまい。
とらまだ愛用品はこちら☟
コメント