
我が家のとら吉は、撫でて欲しがりの甘えん坊です。
その期待に応えようと、撫で始めて、そろそろいいかなと手を止めると振り返り、「え?もう終わり?」とばかりの表情をします。
とら吉の言うところの「満足しました!」という合図は、自分からその場を離れること以外にはありません。
近くにいる間はずっと、かまっていて欲しいということに他ならないのです。
とら吉の学習
さらに、とら吉は一つ学習をしてしまいました。
といっても、もう1年くらい前からの話なのですが、とら吉が隣の部屋で鳴いていたり、鳴いて私たちを呼びに来ても付いて来てくれなかったりした時に、トイレでうんちを1個だけするようになったのです。
初めのうちは便秘なのかな?と思っていたのですが、どうやら違うようなのです。
ある程度の量をする時と1個だけする時とあって、ある程度の量をしている時は、きちんとうんちを隠しているのですが、1個だけしているときは全く隠れていないのです。

また、ある程度の量をする時は鳴かないのに、1個だけする時には必ず「トイレに入る前にやたら鳴く」という、違いがあることに私たちは気づきました。
なぜそんなことをするのだろうと考えていたのですが、ふとその答えが分かったような気がしたのです。
「もしかして、私たちを呼ぶためにうんちしてない?」
うんちをすると、その片付けの為に私たちは猫トイレに向かいます。
その私たち行動が、「うんちをすれば、すぐ来てくれる」ということと繋がって、とら吉なりに学習してしまったようなのです。
その学習は、あまりよろしくないと思われたので、「呼びのうんち」をしたと思われた時には、すぐにトイレ掃除に行かないようにしてみました。

さらなる学習…
そしたら、今度は、「呼びのうんち」をしたと思われる時に、砂でうんちを隠す行為を長くするようになりました。
ザッザッザッザッ…と、長いこと砂を掻いているのですが、一向に辞めないのです。
こちらもさすがに気になって見に行ってみると、うんちが全く隠れていないのです。
しかもうんちとは全く別のところを掻いているのです。
猫の知能は、人間でいう3歳くらいと聞いたことがありますが、とら吉なりに「こうしたらかまってくれるかも!」と学習して、自分なりに行動に移していることが面白おかしく、そして素晴らしいなぁと感心してしまいます。
ただ、「うんちをあえて1個だけする」という行為は、身体にとってあまり良いことではないように思うので、なんとかやめてもらいたいのですが、なかなか上手くいきません。
私たちの脳みそを働かせて考えてみているのですが、まだその答えは出ていません。
とら吉の方が一枚も二枚も上手です。
おしまい。
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