「干からびた、ひょろ長いもの」の正体とは…。野良猫から家猫に。薬が効かない?寄生虫に悩まされた話。

悩みごと

本日は、とら吉たちが我が家にきて数か月が過ぎたころに起きた、寄生虫に関するお話です。

寄生虫に悩まされた話。

干からびた、ひょろ長いものが落ちてる…

とら吉とまだらはもともと野良猫でした。

うちに連れてくる時に、動物病院にてワクチン接種、血液検査と一緒に、「レボリューション6%」と、「ビルトリシドという薬で虫駆除をしてもらっていました。

我が家に来て3か月が過ぎた頃、床に半透明でひょろ長いものが落ちているではありませんか。

しかも、数日の間に2回もです。ひょろ長いそれは、干からびてしまってはいるものの、外の暮らしだった時にとら吉のおしりから垂れ下がっていた「きし麺のようなもの」と似ているように感じました。

とら吉の「きし麺のようなもの」をはじめて見た時、ネットで情報を調べていました。「きし麺のようなもの」は寄生虫でした。

床に落ちていたもの(干からびた状態で発見)
薬が効いていないのではないか


野良猫を卒業する時に虫駆除をしたので、すっかり安心していたのですが、『そういえば、虫駆除の翌日のうんちに虫の死骸が混ざると言われていたけれど、結局よく分からなかった』ことを思い出しました。

もしかしたら、薬が効いていなかったのかもと不安になり、とら吉を病院に連れて行きました。

厄介な寄生虫、マンソン裂頭条虫だった
野良を卒業する2か月前


先生に詳細を話したところ、死骸が消化されてうんちに混ざらないこともあるとのことでした。

さらに、レボリューション6%では効かない寄生虫がいるそうで、その名はマンソン裂頭条虫

特徴は、きし麺のように平たくて、中心に点々があって…、それはまさに、私がとら吉のおしりから目撃していたものの特徴そのままでした。

とら吉にいたのはマンソン裂頭条虫だったのです…。

この寄生虫は、主にカエルヘビなどに寄生しており、それを食べた猫の体内に入ることで感染するそう。

カエルは近所の田んぼにいっぱいいますし、とら吉が田んぼから出て来る所を見かけたこともありました。

ヘビもいますが、カエルの方が可能性が高いですね…。きっと、食べるものがなくてカエルやヘビを食べて空腹をしのいでいたのでしょう…涙。

まだらも、もしかして?

さっそく「マンソン裂頭条虫」に効く薬を処方してもらうことになったのですが、そこで、ふと不安がよぎりました。

『あれ?そういえば、「とら吉のマンソン」って決めつけていたけど、床に落ちていた干からびたマンソンは、どちらから出てきたものだったのだろう?まだらも同じ環境で暮らしていたから、まだらの可能性もあるよね…。』

まだらが感染している可能性も十分にあったので、一緒に処方してもらいました。

処方してもらったのは「ドロンタール」という錠剤です。

翌日あたりに、うんちと一緒に虫も排出されるでしょうとのことでした。そして、1か月後にもう一度飲むようにと、薬をふたり分持ち帰りました。

マンソン退治した頃

自宅に戻り、さっそくまだらにも薬を飲ませました。

やっぱりうんちに死骸は混ざらなかった

ちなみに、翌日も翌々日のうんちにもマンソンは混ざっていませんでした。

1か月後に服用した際も同じでした。ふたりともです。

でもその後、マンソンは見かけなくなったので、きっと退治出来ているのでしょう。

きっと、野良で育ったとら吉とまだらは、マンソンのたんぱく質も余すことなく自分たちの栄養として吸収して、姿が分からなくなってしまうほどに消化されたのだと思います。

野良出身の消化機能、おそるべしです。

おしまい

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