我が家のまだらさんは、最近ごはんの飽き性が出てきていて困っています。
家猫になって2年半、外で暮らした半年間も含め、ひもじい思いはしたことがなかったので、食に対しての「ありがたみ」が薄かったりするのかもしれません。
一方とら吉はというと、外で暮らしていたおおよそ2年間は生きることに必死だったためか、多少の食いつき方に違いはあるものの、猫のごはんはなんでも残さず食べてくれます。
あげればあげた分だけ食べてしまうし、フードの袋を放置しようもんならビリビリに破いて食べ尽くしてしまう勢いです。未だにごみ箱もあさってしまいますし…。
…とまぁ、とら吉の話はこのくらいにして、問題はまだらさんの飽き性の話です。
この飽き性は、早い時期から発動はしていました。
ちなみに、まだらの飽きたよアピールはこんな感じです。↓
- 食べる速度が遅くなる
- 食べながら、チラチラこちらを見る回数が多くなる
- とら吉の食べている様子を、気にして見るようになる
- 少しだけごはんを残すようになる
まだらの場合は、まったく食べないというわけではなく、ちょい残しする感じです。そして、なんとなくテンションも下がっているように感じられます。
猫がごはんに飽きてきた時のいろいろな対策
一般的にはこんな感じではないでしょうか?
フードを変えてみる
一番手っ取り早いのはフードの種類を変えることです。
フードを切り替える際は、 従来のフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき、徐々に新しいフードの割合を増やしていくようにします。
いきなり新しいフードに切り替えてしまうと、猫の体にも負担がかかり、下痢や軟便などの体調不良を引き起こすこともあります。
※フードに飽きたからといって、頻繁に種類を変えてしまうことは避けたほうがいいようです。「食べなければ違うフードに変えてくれる」と学習してしまう可能性もあります。どんどん偏食が激しくなり、グルメな飽き性猫ちゃんになってしまうかもしれませんよ!
フードを数種類でローテーションする
猫たちの「体質に合っているフード」「食べてくれるフード」を数種類用意して、フードAを1袋食べ終わったら、フードBを、さらにBが食べ終わったらフードC、Cも食べ終わったら再びAを与える…といったサイクルでローテーションしながら与える方法です。
その他にも、食いつきが悪くなった時にフードBに変え、また飽きてしまった時にはフードCに変えるなど、猫に合わせて切り替えるというパターンも有効だと思います。
フードを混ぜてあげる
ローテーションと似ていますが、他のフードと混ぜてあげるのも飽きさせない方法のひとつです。
現在我が家では4種類のフードをローテーションしつつフードを混ぜるこの方法を実践しています。
フードの種類ごとに栄養バランスやカロリーも違いますのであまり推奨されていない方法ではありますが、我が家では割合などを調整してあげています。
ふりかけやトッピングなどで味を変える
ふりかけやトッピングをちょっと足してあげるだけで食べてくれるようになったりもします。
例えば煮干しや鰹節などです。
ただし、与える際には含まれている成分に問題がないか、カロリーを摂り過ぎないかを確認しましょう。また、猫用で販売されているものを選ぶようにするといいでしょう。
我が家ではペット用の減塩煮干しをふりかけ状にして混ぜてあげています。
ふやかしてみる
キャットフードをふやかすのは子猫やシニア猫の場合だけと思われがちですが、飽きてしまった猫にも有効な場合があります。
軽くお湯をかけて崩してあげることで香りが立ちますし、食感も変わるので同じフードでも新鮮な食いつきが見られるかもしれません。
ウェットフードをあげてみる
ウェットフードは嗜好性に優れ香りも強いのでドライフードに飽きてしまった際に食べてくれる場合が多いです。
温めると余計に香りが出て食欲をそそられるはずです。
ちなみに我が家では週1のお楽しみでウェットフードをあげていますが、これもまた、毎日にしてしまうと飽きてしまう可能性があるのでこのくらいが丁度良いのかなぁと感じています。(コストが高いという理由もありますが…。)
対策をいろいろ考えてやってきたけど、それでも飽きてきた…
食事は猫にとっても楽しみのひとつですから、喜んで食べてくれるものを用意したいですよね。
だからといって、飽きる度に新しいごはんを用意していくと、どんどんグルメになって、好き嫌いが激しくなって、わがまま猫ちゃんになってしまいます。
最近は、まだらが大好きな煮干しを混ぜてあげているのですが、身体のことを考えると多く与えることは避けたいので、量は少なめです。しかし、それだと味がごまかしきれなくなってきました。
なので他に何かないのかなぁと考えていたところで試したのがこちらです。
ささみふりかけ。フリーズドライで風味を閉じ込めているようですし、タンパク質も採れます。
茹でたささみは大好物なので、こちらもきっと喜んでくれるはず…と購入したのですが、まだらの舌はごまかしきれませんでした。
後日こちらは、ウェットフードに混ぜたところかなり大好評だったので、週一のウェットフードの日に混ぜてあげています。
その時の動画はこちら☞「このごはんを待ってた!」
ごはんに飽きた時のとっておきの技?
何をやってもごまかしきれなくなってきたので、新しいごはんを探さねばと考えていた矢先、またごはんを食べてくれるようになりました。
相変わらずトッピングの煮干しは入れていますが、それ以外にあることをしてみたのです。
それは、「手からあげる」です!
飽きてきたごはんを手のひらに乗せてあげてみたら、ガツガツ食べてくれるようになったのです。
普段からおやつは手であげていたので、「手から食べる=美味しい」と感じてしまう不思議な作用があるのかもしれません。
もうしばらくはこれでごまかしながら食べてもらおうと思っています。
全ての猫ちゃんに通用するか分かりませんが、ごはんの飽き性でお困りの方は、是非一度試してみてはいかがでしょうか。
おしまい。
あわせて読みたい☟
コメント
家の猫は、カリカリは良く食べます。ウエットをあげると、始めは良く食べてるのですが、飽きるのか何種類か用意してあげても、食べなくなってしまいます。
食べさすには、どうすれば良いですか❓
コメントありがとうございます。長期間ブログの更新をしていなかった為、コメントに気づくことが出来ませんでした。返信が今更になってしまい申し訳ございません。私の経験の中でお話ししますと、カリカリとウェットを比べると、ウェットフードの方を好きな子がほとんどでしたが、中にはウェットフードを好まない(まったく口にもしない)子もいました。カリカリをよく食べてくれるということなので、カリカリ中心の食事でも良いのかもしれませんね。水分補給も兼ねてウェットをあげたいということであれば、好きなカリカリとミックスしてあげれば食いつきが良くなるかもしれません。少しでも参考になれば幸いです。