野良猫から家猫に。猫の気持ちが理解出来るようになってきた…かもしれない。

日々のあれこれ

野良猫から家猫になって、2年が経過しました。

野良猫だったとら吉とまだら。家族に迎えてから2年が経過しました。

最近は猫たちが自己アピールをすることを覚えてきました。

いろいろな方法でアピールしてくるので、私たちも猫たちの考えていることが少しずつ理解出来るようになってきたように思います。

今回は「猫たちそれぞれのアピール方法」と、「きっとこう考えている」であろう事柄を紹介していきます。

この2年でいろんなアピールが出来るようになった

鳴いてアピールすることが増えた

ごはんの催促や、かまってほしい時などに鳴いてアピールするようになっりました。

私たちも鳴き方で何となく、「して欲しいこと」が分かるようになってきました。

猫たちも、自分のアピールで私たちが反応してくれるので、最近はより一層そういったコミュニケーションが取れるようになってきているように感じます。

コミュニケーションの取り方

鳴いてアピールしてきた時に、初めは何を求めているのか分かりませんでした。
でもだいたいは、①ごはんの催促②遊んで欲しい③撫でて欲しいという3パターンが多いです。

【撫でて欲しい時の我が家の猫たちの行動】

  1. 近くに来て鳴いてアピールする
  2. 私が立ち上がると、サーッと逃げる
  3. 追いかけてみる
  4. 猫たちは撫でて欲しい場所に移動し、
  5. (布団の上や椅子の上などで)スタンバイする

鳴いてアピールしたあとに取る行動で何を求めているのかだんだんと分かるようになりました。

ポイントは、「何かしらの行動で応えてあげる」ということです。

しかし、その私たちの行動が悪い方へ向かってしまう場合もあるので注意したいところです。

私たちの行動が悪い方へ向かってしまった話はこちら☟

朝起こしにくるようになった

これは、主にまだらの話です。鳴いてアピールしても起きないと枕元まで来てさらにアピールします。

起きる素振りを見せると鳴き止み、手を伸ばすとスリっとしてくれます。さらに手を伸ばすと捕まえられない範囲まで逃げていってしまいます。

とら吉もたまに起こしてくれます。とら吉の起こし方は、「足の指にちょっかいを出す」という方法です。

もっとこうなってほしい

猫たちの方から顔を近づけて鼻を付けて起こしてくれるようになったらいいなと思っていますが、いつになることやら…。「起こしてくれてもあえて起きない」というのも一つの手かもしれません。

自分からすりすり来れるようになった

ここ1年くらいで面と向かった状態でも、自分からすり寄って来れることが多くなってきました。ふたりともです。

それまでは、こちらが背中を向けている状態でないと来ることが出来ませんでした。

すりすり来てくれるのは、主に朝起きた時、甘えたい時、ごはんを催促する時がほとんどです。

遊んでいるのを見せに来てくれるようになった

まだらの話ですが、スーパーボールでひとりで遊んでいる時に、わざわざ別の部屋にいる私たちのところに咥えて持ってきて、目の前で上達っぷりを披露してくれるようになりました。

その時はたっぷり褒めてあげるようにしています。

ちなみにとら吉は、家に来た当初はあまり動かないというか、おもちゃに反応しない猫でした。

たまに食いついてくるのですが、途中でハッと我に返ってやめてしまうのです。

それがいつしか我を忘れるほど夢中になって、今ではまだらと一緒に走り回って遊ぶようになりました。

遊び方を教えた

新しいおもちゃを用意した時は、その遊び方の見本を見せるようにしています。人間と猫なので無理がある話なのかもしれませんが、見本を見せるとじっと観察しているのです。

そしてその後、大抵はまだらが先に遊び始めて、それを見ていたとら吉がまだらの真似をするという図式が多いです。

まだらが真面目に教わっています☝
まだらから盗んで覚えたとら吉のボールさばきはこちら☝
「好きなごはん」と「微妙なごはん」の反応の違い

好きなごはんやおやつに対して、「それ好き!」というアピールを体で表現するようになりました。

その好物を用意していると、私たちの足に飛びついてくるのです。

さらに、グルメちゃんになりつつあるまだらは、ごはんに飽きてくると「食べる勢いがなくなり少しだけ残す」ようになりました。

このグルメちゃんは、家猫になって半年くらいから出始めました。また、微妙なおやつに関しては一切口にしない徹底ぶりです。

一方とら吉はなんでも好き嫌いせず、飽きることなく平らげてくれるので非常に助かっています。

表情や感情表現が豊かになった

とら吉はブラッシングに慣れてからは、感情の表現を分かりやすくしてくれるようになりました。

ブラシを持ってくると、自分から近寄ってきてお尻をこちらに向けてスタンバイ。

ブラッシング最中は、目を細めてゴロゴロ喉を鳴らしてたまらないというような表情をしながら「ごろにゃっ」と鳴いてくれます。

まだらは、家に来た当初は緊張のためか、片目になって視野が狭くなったことが影響しているのか、いつも目を見開いているような感じでした。

それが、月日が経つにつれ表情が柔らかくなり、優しい顔をしてくれるようになりました。

猫と目でコミュニケーションをとる

猫にとって目が合うのは「ケンカを売っている」という意味もあるので、目を細めてあげることで「敵意はない」と伝えることが出来ます。よくこの方法で猫たちと目でコミュニケーションを取っていました。

目を細めたり、ゆっくり目をつぶったりしてみせるのです。そうすると、同じように目を細め返してくれるようになっていきます。

とら吉はこんなアピールも…

とら吉の「呼びのうんち」ではない、通常うんちをした時も、鳴いてアピールをしてきます。

まるで、「うんち出たよー」と教えてくれているようです。

「早く掃除お願い!」と言っているようにも聞こえるのですが、なんとなく「おしり拭きお願い!」と言っているように聞こえるのです。

とら吉は、左足に少し障害があり、あまり踏ん張れないのかうんちの切れがよくありません。おしりが汚れてしまっていることがしょっちゅうなのです。

また、しっぽがないのでお尻の穴は常に丸見え。さらに胴体が短いため自分でお掃除することが出来ません。

そんなとら吉のためにうんちをした時はおしりチェックをして、汚れていれば拭いてあげているのです。

それが最近、慣れてしまって「おしり拭き」が好きになってしまったようなのです。

その証拠に、おしり拭き後は足にすりっとしてお礼を言ってくれるのです。

猫たちと過ごしていると、新しい発見が常にあります。

言葉は通じませんが、行動や態度、表情、鳴き方で気持ちを表してくれているのです。

そして、猫たちもまた、私たちの言葉は理解していないはずですが、意思疎通が出来ているなと感じる瞬間が何度もあるのです。

この先もどんな方法で何を訴えてくるのか、猫たちと対話しながらより良い関係を築いていけたらなと思っています。

おしまい。

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